Case studies

事例

プロジェクトマネージメント支援

大手家電メーカー様

既存のプロジェクトが何年にもわたりスケジュー ルの引き直しをしており、システム稼働ができな い。CIOから導入ベンダーがプロジェクトのマネー ジメントがうまくいっていないとのことでご相談 をいただく。

支援内容

現状調査の結果、以下の点に重点を置いた支援を行った。

・本番稼働日に向けたスケジュールを重視したプロジェクトの進行。
・開発手法を変更することにより開発の効率化と品質の担保。
・エンドユーザー、情報システム部、既存のベンダーと共同で体制を作り実行した。

その結果、納期を順守してシステムの本番稼働を迎えることができ、以前はクライアント企業の内
部にはシステムの全体像を把握しているメンバーはいなかったが、業務影響とそのシステム処理、システム構成を内部の人員が把握できるようになった。

システム分析

大手精密機械メーカー様

アジア全拠点のERPやサーバーのバージョンアップを計画しているが、大量に開発した アドオンがある為、移行の対象範囲が整理ができず、CIOよりその整理とバージョンアップの計画立案を支援してほしいとのご相談をいただく。

結果

現状のアドオンを整理し、バージョンアップの具体的な計画の策定と共に以下の結果が得ることができた。

・各拠点でのアドオン開発の検討がルール化された。
・ルール化されたことで業務分析とシステム処理を事業部単位及び担当者レベルで検討できるようになった。
・全体的なアップグレードのコストを下げる事に成功した。

RFP作成支援

消費財メーカー様

以前作成したRFPをもとに行ったプロジェクトが将来的なシステム構成や、周辺システムのプロジェ クトが顧慮されておらず、追加の費用がかさんでいるため、別のシステムの導入についての RFPを作 成して欲しいと情報システム部の部長の方よりご相談をいただく。

結果

分析、調査、ヒアリングを行い、 RFP(提案依頼 書)を作成。目的とプロジェクトの背景、作業範 囲を明確にベンダーに伝えることにより、システ ム化以上にクライアント企業の状況や、ビジネス 環境などを理解したうえで提案してくれる導入ベ ンダーが増えることとなった。さらには別のプロジェクトも依頼できるまでのITパートナー企業と出会えることとなった。
金額のみに目が行きがちであったクライアント企業の内部にベンダー選定の評価基準や、ベンダー選定プロセスが確立した。

システム分析

大手機器メーカー様

国内外の約20拠点でSAPを利用しており、インシ デントも減少傾向にあり、稼働も安定している が、完成品、中間品、部品等の在庫(固定資産) が減少せず、数年来、試行錯誤しているが、解決 方法が見いだせないとのご相談をいただく。

結果

各拠点ごとにパラメター設定分析・データ分析を実施。パラメータ設定の分析結果、工場毎(プラント毎)に、在庫及び部品等の調達手法が変わっていた。またデータ分析の結果、中間品及びキーパーツの在庫の持ち方が受注等の変動に関係なく定量的に保持しており、ビジネス環境の変化に各々の部署が独自で対応をしていたことが判明。​

情報システム部門と各事業部門で課題を共有し、情報システム部門と事業部間で定期的な打合せを設けることで情報システム部の対応事項、各事業部門の対応事項を検討し、対応と、変更箇所の観察を行うことでビジネスモデル(ビジネスフロー)の変化に柔軟に対応できる仕組みを構築した。​

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