システム分析
(事業継続性、拡張性、安全性の分析と評価)
現在ご利用中のシステムにおいて、以下のようなお悩みは多くの情報システム部門の課題ではないでしょうか?
- 維持(保守・運用)に想像以上にコスト(費用)が発生している。
- システムを導入したのはいいが、機能を使いこなせていない。
- 経営的視点から、システム導入後に期待していた効果が得られていない。
- 経営環境の変化にシステムが追いついていない。
- コストの削減をしたいが、どのように進めればよいか分からない
- あと何年間今のシステム(機能)を使い続けられるのかが分からない
これらの課題に対して以下の観点から現行のITシステムを診断し評価することで、より適切な改善施策を導き出すことが可能となります。
戦略的な観点
経営戦略、経営計画、業績評価制度、利益管理制度といった経営の側面から業務処理システムの適合性、安全性について分析し、評価致します。
業務合理性の観点
ビジネスを遂行していくための業務フロー(プロセス)に着眼し、現在の業務フロー(プロセス)が最適化(効率化)されているかを評価いたします。調査の過程で、業務フロー(プロセス)の非効率性が認められた場合、BPR (Business Process Re-engineering: 業務改善/業務改革) の視点から要改善事項としてご指摘いたします。また、IFRS (国際会計基準)や内部統制(J-SOX)などの法制度に対する適合性についても診断・評価いたします。
技術適合性の観点
IT・情報処理技術の側面から、現在稼働中のシステムに関して設計、保守、運用それぞれの問題点を明らかにいたします。クライアントのとりまく経営環境、顧客ニーズ、取引先のシステム化動向等を分析し、戦略的な情報システムの構築可能性についてご提案いたします。
IT予算配分の観点
クライアントのITシステム投資(費用)が、ビジネス内容・特性や規模、IT投資に関する方針・戦略にあった適切な予算配分になっているか、無駄な投資をしていないかを診断いたします。
ITロードマップ策定支援
(戦略策定、システム化計画)
現代のビジネス環境において、ITや情報システムの存在は、多くの業種で欠かせないものになっています。しかしながら昨今においても情報システム部は下記のような状況が多々見受けられます。
- 経営戦略に沿わないIT戦略を立案している
- IT戦略、ITロードマップさえも持ち合わせておらず、突発的にプロジェクトを乱立している
ITロードマップ(IT戦略策定)策定をすることで経営戦略に沿ったIT戦略の立案と適切なIT計画と予算化を達成することが可能となります。弊社は下記の手順を基本とし、ITロードマップの策定のご支援を致します。
ビジネス環境分析
企業戦略、事業環境、業務内容および現行システムの状況を調査、分析いたします。
経営戦略分析
ビジネス環境分析での内容理解が正しいか、経営がITシステムに期待していることは何かをトップインタビュー及びキーマンインタビューで確認します。
現状業務分析
実務者へのヒアリングやディスカッション等により現状の業務とシステムの状況を確認します。
IT戦略策定
調査、ヒアリングした内容をベースにTo-Beモデルの策定とその実現に向けた戦略を策定します。
プロジェクトビット支援
(パートナー選定支援、RFP作成支援)
CIOや情報システム部門にとって適切なITパートナーを選定することはプロジェクトの成功のためには非常に重要なファクターの1つではありますが、パートナー及びソリューションを選定するうえで以下のような課題が見受けられます。
- ベンダー各社からの提案をどのような視点で比較し、選定すればよいかわからない。
- ベンダー各社への提案依頼をしたが、うまく状況や課題を伝えられていないと感じる。
- ベンダー選定プロセスをどうやって始めればいいのかわからない。
- 最適なITパートナーが見つかっていないと感じる。
- プロジェクトが始まり、理想としていたプロジェクトとは乖離しており、
RFPからの明確な提案要件を示しておくべきであったと感じている。
弊社のプロジェクトビット支援は「クライアントが列挙した要求事項を文書に纏める」だけではなく、その背景や経営課題の整理から始まり、ベンダー選定後のプロジェクト推進をスムーズにさせる準備に至るまで、プロジェクトの成功に必要不可欠なサポートを包括的に提供致します。その結果、ベンダーを同じ評価項目で比較・評価することが可能となり、またシステム化で実現したいことを明確にすることで、効果的な投資が期待できます。
プロジェクトマネージメント支援
(導入企業側でのマネージメント支援)
新規システムの導入やシステム改革など情報システム部門にはさまざまなプロジェクトが日常的にあふれていますが、情報システム部門が推進するプロジェクトでは、このマネージメントがうまく機能していないケースが多々あります。
プロジェクトマネージメントにはプロジェクトチームを管理する能力はもちろん、 業務知識・IT技術・製品知識・プロジェクト管理の経験・アプリケーション開発の知識およびコミュニケーション能力等の広範かつ専門性の高い技能に加え、目的を達成するための実行力も重要となります。 さらには複数の部門やITパートナー/ベンダーを横断的に管理しなければならないことが多く、容易ではありません。
しかしながらどんな優れたプロジェクト管理手法や、ベストプラクティスを用いても 、実行力が伴わなければ、結果的にプロジェクトの成功に導 くことはできません。また多くのクライアント企業の場合、そのような人材がいない場合も多くあります。
弊社の提供するプロジェクトマネージメント支援は、クライアント企業のプロジェクトオーナー側の立場に立って推進・管理を行うことで、結果 的に効率的なシステム化の投資を実現することが可能となります。ERP・SAPに特化した上流プロジェクト経験が豊富なシニアコンサルタントのみがご支援します。